介護系の派遣社員として働くと求人が多いので仕事に困らないというメリットはありますが、実際に働き始めてみると自分に合わないという人もいます。
派遣で働くメリットは何かをよく考えた上で始めることが重要であり、安易に派遣社員になってしまわないように気をつけましょう。

派遣社員になるメリットは派遣会社の社員として介護施設で働けることです。
直接的な雇用契約が施設との間にはないため、現場で就労に関する命令を受けても断れる立場になります。
残業を命じられても原則として応じる必要はなく、別のシフトに入って欲しいと言われても派遣契約上でそれを受諾しなければならないと定めている場合を除けばはっきりと断ることが可能です。

このような割り切りをして仕事をしたい人には向いていますが、人と関わることが好きだったり、スケジュール管理を自分ではあまりうまく行えない人にとっては向いていないでしょう。
特にスケジュール管理をして自分が働きたいように働けるのは派遣社員になるメリットだという点は心得ておいた方が良いです。
どの程度働くのかを最初に決めておき、定期的に見直していける働き方なので、スケジュール管理をするのにストレスを感じる人は考え直した方が良い可能性があります。
基本的には半年から2年程度で違う介護施設で働ける仕組みになっていて、そのときに派遣契約の内容も変更できます。

上手に働き方を変えていこうというスタンスで介護系の派遣社員になるのが重要でしょう。